発達障がいを持つ子どもは、
コミュニケーションや対人関係を
築くのが苦手で、
しばしば日常生活に支障をきたしてしまいます。
他にも言葉の遅れや落ち着きのなさ、
強いこだわりなどの特徴がみられ、
知的障がいを伴う場合もあります。

早い段階から適切な療育を始めることにより、
症状を改善させることは可能です。
放課後等デイサービスでは、
SST(Social Skill Training)と呼ばれる
子どもの社会性を育むことを目的とした
トレーニング
や、
学習障がいを持つ子どものために、
個々の症状に合わせた療育支援を行います。

そして、子どもを預けることで、
安心して仕事に専念していただくための
学童としての役割も担っています。

発達障がいの種類

広汎性発達障がい【PDD】

広汎性発達障がいにはコミュニケーション・対人関係・社会性の障がい、行動にパターン化が見られるという特徴があります。また、記憶力がとても優れている場合もあります。

【自閉症】
自閉症は3歳までに言葉の遅れ、パターン化した興味・こだわり、対人関係やコミュニケーションの異常などが見られる障がいです。

【アスペルガー症候群】
アスペルガー症候群の子どもは人とのやり取りが苦手、あるいは正直(素直)すぎて空気が読めないなどの特性があります。

【トゥレット症候群】
激しく首を振る、何度も咳払いするなど、一般にチックといわれる症状のうち、複数が見られ、かつ1年以上続くものを指します。

学習障がい【LD】

学習障がいとは、全体的な知的発達に遅れはないものの、読む、書く、話す、聞く、計算する、推論するといった特定の能力に著しい困難が見られる障がいです。
学習能力が低いわけではなく、他は普通なのに算数だけが極端に苦手というように、能力に偏りがあるのが特徴です。

注意欠陥多動性障がい【ADHD】

特徴には不注意(集中力がない)・多動性(じっとすることができない)・衝動性(善悪を判断せずに行動してしまう)などがあります。

  • ■物忘れ、簡単なミスが多い
  • ■集中力が持続せず、外部からの刺激に敏感で気が散りやすい
  • ■話しかけても聞こえていないかのようにぼーっとしている
  • ■相手が話し終えるのを待てずに一方的に話し始めてしまう
  • ■些細なことですぐカッとしたり、乱暴・反抗的な行動が目立つ